学生のときの話ですが
中学校のときに見た漫画で、学ランで原付に乗っている姿に憧れて
原付通学OKの高校を選ぶことにしました。
自分の通える学区内で原付通学を許可しているところは、たった2校しかなく
県内で1番頭のよい高校か、恐いお兄さんばかりの工業高校だったため選択肢はなく
工業高校に決めました。
しかし、自分の誕生日は3月だっため免許がとれるまでには約1年もまたないといけなく長かったです。
このときほど4月生まれに憧れたことはありません。
念願かなって、憧れの原付通学できましたが学校のまわりには警察の方が何人も取り締まりをしてるため
あっという間の減点で初心者講習へと逆戻りでした。
そのおかげでしっかりと交通ルールを守る習慣ができいい勉強になりました。
一期一会
原付を買ったはいいけど、道路に出るのが怖くて最初は近所の駐車場で練習をしていました。
その駐車場に行くには、細い路地を曲がっていかなければならないのですが、行く時は対面から車が来てしまい、端っこに止まって過ぎるのを待てばいいのに焦ってしまって道の真ん中で止まっていたら「そこに止まられたら行けないから、端に寄ってくれよ」とドライバーに言われてしまいました。
助手席に乗っていた女性が私を見てクスクス笑っていたので、恥ずかしくなってしまいました。
その後、駐車場に行き練習をしていると私を注意してくれたドライバーが駐車場に来て、「何だ初心者ライダーだったのか、まぁ、初めてならあそこで慌てるのもしかたがないかもな まぁ、練習頑張れや」と優しい言葉をかけていただけてとても嬉しかったです。
懐かしい原付。10代の思い出
私が高校生の時に原付の免許を取り、初めてスクータータイプの自分の原付を乗った時はすごく風が気持ちよく感じたことを覚えています。どこへ行くにも必ず原付で季節関係なく乗っていました。その原付はすごく私のお気に入りでもあり宝物でもありました。なんせバイトして貯めたお金で買った原付だったから。なので車の免許を取ってからもたまに乗っていましたが慣れてしまったせいか油断してしまいカーブを曲がり切れずそのまま転倒してしまいました。私自身怪我をしましたが幸いにも骨を折ったりはしなかったものの原付はだめになってしまいました。車体は勿論傷だらけで塗装も剥げてしまいマフラーも完全に潰れてしまいました。直したいと思っていましたがさすがにそんな状態だと無理だと言われてしまい諦めました。原付に乗っていた期間は短いですがその短い期間の間は私にとってすごく楽しかった思い出も悲しかった思い出もたくさん詰まった大切な青春です。